メルカリやアマゾンといったサービスの出現に際し、誰でもモノの売買を行うことが出来るようになりました。今では高校生や大学生でも転売で稼いでいる人も少なくありません。
スニーカーやSupreme等の予約抽選などは有名どころですね。他にも最近だとニンテンドースイッチやPlayStationなどのゲーム機の転売も話題になっていました。
一方で、ある程度の信頼性のある情報を事前に得ることが出来る環境にいないと予約転売で安定して収益をあげることは難しいです。常に最新の情報をいち早く得ることが出来る環境にいることが望ましいです。
また、予約転売でターゲットとなる商品は元値も高額であることが多いです。場合によっては現金の資金では購入できないという場合もあるでしょう。
そんな時に使うのがクレジットカードです。以下に転売を行う際にオススメのクレジットカードをまとめた記事のリンクも貼っておきますので参照ください。
せどりで使うべきクレジットカードはどれ? | 仕入れでお得に儲けるコツを解説
転売の王道手法② 中古品転売
二つ目は中古転売です。
中古品を安く仕入れ、仕入れ額よりも高値で売ることにより発生する差額で収益を上げていくモデルです。
実は転売市場では、先ほどご紹介した予約転売のような新品ではなく中古品の方が稼ぎやすいです。
理由としては以下の2点です。
差別化しやすい
写真の撮り方、商品説明文の書き方、商品のクリーニング状態など自身の工夫によりライバル出品者との差別化を実践しやすいです。
クリーニングの仕方によっては仕入れた時よりもいい状態で消費者の評価を受けることが出来ます。
安く仕入れることが出来る
メルカリなどのフリマアプリでは出品者の言い値なので場合によっては交渉をすることが出来ます。つまり、価格という一番重要な条件をある程度自身でコントロールすることが出来ます。最初に幾らで転売するかを想定した上で、価格の交渉を行うと更に安定して収益をあげることが出来ます。
転売の王道手法③ 無在庫転売
3つ目は無在庫転売です。
無在庫転売とは、在庫を持つことなく転売を行い収益を上げる方法です。
これまでに紹介した方法ではまず商品を購入した上で転売を行なっていましたが、無在庫転売は商品を仕入れる前から販売を行い、注文を受けてから商品を仕入れるという方法です。
つまり、在庫を抱えることにより発生する不良在庫リスクを負わずに活動出来ます。
一見万能に見えるこの方法ですが、注文後のキャンセルや発想の遅れなどによる顧客満足度の低下を考慮し、ヤフオクやAmazonなど無在庫転売を禁止している場所は多いです。
出品者が在庫を持っているかどうかを確認する方法はありませんが、発送の遅れや注文のキャンセルが相次ぐと無在庫転売を疑われ、最悪の場合アカウントが凍結される可能性もあるので気をつけましょう。
転売の王道テクニック5選
転売の種類の大枠はザックリ掴めていただけたでしょうか?
本章では転売を行うにあたって、数あるテクニックから厳選した5つをご紹介致します。
転売の王道テクニック①:需要のリサーチをする
1つ目は「需要をリサーチをする」です。
転売を行うにあたって、これは必ず最初に行なってください。何故なら、いくら良いものを安く仕入れたとしても、需要が無ければその商品が売れることはないからです。
この「需要をチェックする」こと、すなわち市場をリサーチする力は転売を行うにあたって非常に重要なポイントになってきます。これが出来る人と出来ない人とで明暗が別れると言っても過言ではありません。
では需要はどのようにチェックすれば良いのでしょうか?
一番手っ取り早く、簡単い調べる方法はアマゾンのサイト内ランキングを見ることです。
アマゾンでは細かくカテゴリ分類されていることに加え、大カテゴリ、小カテゴリ双方でランキングが出てきます。
より細かく需要をリサーチする方法は他にも色々とありますが、初心者の方は感覚を掴むまではこの方法で進めていきましょう。
転売の王道テクニック②:ライバルを調査する
2つ目は「ライバルを調査する」です。
1つ目でご紹介した「需要をチェック」したからといってことがトントン拍子で進むわけではありません。何故なら貴方以外にも同じ商品を転売している人は世の中に数多くいるからです。
つまり、転売しようとしている場所、すなわちマーケットプレイスには自分が転売しようと思っているものがどの位の価格でどの位の量出品されているのかを把握するということが非常に重要になってきます。
転売の王道テクニック③:取り扱うジャンルを絞る
3つ目のテクニックは「取り扱うジャンルを絞る」です。
これは1つ目のテクニック「需要をチェックする」にも近いのですが、理由としては以下の2点になります。
1点目は、特定のジャンルに絞ることで、商品知識が身につくためです。
これは短期的な目線ではなく、長期的な目線で考えた時に非常にその有用性が発揮されるのですが、やはりジャンルを絞り特定の商材を扱っていると自ずとその商材に関する知識が蓄積されていきます。
例えば、家電であるならば、時期毎に売れやすい家電があるからシーズンに入る前の段階で安く仕入れておこうといったように、商材特性を把握した上で有利に話を進めていくことが出来ます。
2点目は、「初心者だから」です。
物事はなんでもそうですが、あれやこれやと様々なモノに手をつけても良いことはほとんどありません。まだ実績も無い初期の段階では一つの商材に絞り、成功体験を一つ一つ積み上げることに専念しましょう。最初は額が小さくても悲観的になる必要はありません。一つ転売することに成功したのであればあとはその規模を徐々に大きくしていくだけです。
かといって、最初は右も左も分からないでしょうから、以下に転売を行うにあたってのお勧めジャンルもまとめておきます。
おもちゃ、ホビーグッズ
おもちゃ、ホビー品に関しては「初回限定」や「数量限定」といったキーワードに敏感になっておくと非常にうまくいきます。
おもちゃの転売のメリットとしては以下の3点です。
回転率とは、一定期間に商品がどの程度売れたのかを意味します。
つまり回転率が良い商材=売れ行きがよく、早く購入される商品ということです。
皆さんももうお気づきかもしれませんが、転売においては何が売れやすかを探すのが非常に重要になってきます。
ホビー品はその目星が立てやすいです。例えば、最近一世を風靡している鬼滅の刃やプレイステーション5などが分かりやすい例では無いでしょうか。
ホビー品はクリスマスやハロウィンといったイベントシーズンに需要が決まって高まるので、注力をするタイミングなどを限定的に絞ることが出来ます。
従って、12月などの時期に絞ってホビー品の転売を行なっている転売ヤーもいます。
家電
家電は私達が生活をしていくにあたっての必需品です。つまり、家電という存在がなくならない限り需要があり続けるのです。
最近だと家電量販店に行かなくてもネットで購入し、自宅まで配送、設置までしてくれるのですから転売ヤーにとっては追い風になっていることは間違いないです。
加えて、年齢層や性別といった条件が限定されての需要では無いため市場規模が非常に大きいことも家電がオススメの商材である理由です。
ただ、家電は単価が高額になってくるので、最初の資金が少ない人にとっては少し厳しい部分があるかもしれません。
スマートフォン
結論、スマホは需要が高いため、非常に転売がしやすいです。
家電と同様に生活必需品であることに加え、デジタル機器としての移り変わり激しいことや幅広いデザイン機能を兼ね備えているため、回転率も高いです。
転売を行うにあたっての最大のリスクである在庫を抱えてしまうといったことを避けられるといった点でもスマートフォンの転売は敷居が低く、初心者でも安心して儲けやすい商材と言えるでしょう。
そんな魅力的なスマートフォンの転売ですが、「白ロム」「赤ロム」「黒ロム」といった独自の用語を覚えておかなければいけませんのでその点だけ勉強して挑みましょう。
ブランド品
最後のオススメジャンルはブランド品です。
ブランド品の魅力は何と言っても高い利益率と回転率でしょう。
ブランド品は世界中で常に需要があるため、在庫を抱えたとしても値崩れがしづらいです。
ロレックスのサブマリーナなどがその代表例ですね。
一方で、ご想像の通り、ブランド品はかなりの資金力を要します。
そのため、冒頭で説明したクレジットカードを活用した方法や、これまでに紹介したジャンルで資金を作ってからブランド品には挑戦した方がいいかもしれません。
ただ、このランクに挑戦できれば高確率で軌道に乗ることが出来ます。
転売の王道テクニック④:薄利商品を用いて評価をあげる
4つ目のテクニックは「薄利商品を用いて評価をあげる」です。
皆さんもそうだと思いますが、何かものを購入するときにレビューは必ず見ると思います。
レビューの良し悪しは購入の意思決定に大きく影響してきます。
つまり薄利商品を大量仕入れ大量販売をすることで、自身の評価を上げたり固定客を獲得出来ます。
加えて、多くの人が使う安い商品を取り扱うことで他の商品をみてもらう機会の増加にも繋がります。
転売の王道テクニック⑤:仕入先のリストアップ
5つ目のテクニックは「仕入先のリストアップ」です。
なにを商材として扱うのか決めた後は、商材を仕入れるための店舗やサイトをピックアップしていくと効率がいいです。系列店でもお店によって目当ての商品がある時、ない時など差があったりもするので事前に下調べは必須となります。
しかし、仕入れ先として考えている店舗は1つではなく、複数あった方が良いでしょう。何かしらの理由で閉店や移転、取り扱う商品が変わってしまう可能性も長期に見ていくとあります。
そういった場合にも対応できるように、複数の仕入れ先を準備しておくようにしましょう。
また、1つの店舗では、人気の商品はライバルに取られてしまう可能性もあります。同じように転売をしている人は意外といるはずなので、複数あることで安定した仕入れを出来るように考えておきましょう。
転売の王道テクニックを試す前に! 転売行う際の注意点
本章では転売を行う際の注意点を紹介していきます。
Amazonの規約
現在、Amazonで仕入れた商品をAmazon内で販売することは禁止されています。
法律違反になっているわけではないので、グレーゾーンではありますが、リスクが高くなるので、「問屋」か「メーカー」から仕入れを行うようにしましょう。
もしくはAmazonを販売先として使用しないようにしましょう。
フェイク品をつかまされる
オークション転売初心者が狙うべきジャンルを間違えるとフェイク品をつかまされる可能性があります。
中には出品者自身も知らないで売っている場合もあるので注意が必要です。
偽物をつかまされると損をすることは勿論、最悪の場合は逮捕されるリスクもあるので注意が必要です。
付属品、保証書の有無
付属品や保証書は転売をする上でかなり重要です。
この2点がないだけで、オークションで新品として仕入れても転売をするときに新品として扱えなくなりますし、転売価格にもかなり影響してきます。
保証書はレシートの場合もありますので、仕入れの際は保証書のついたアイテムを優先的に仕入れるようにしましょう。
まとめ
今回は転売の王道テクニックを紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
以下で簡単に振り返ります。
ざっくり復習
転売には3つの種類がある
・予約転売
・中古品転売
・無在庫転売
テクニックとしては以下の5つ
・需要をチェックする
・ライバルを調査する
・取り扱うジャンルを絞る
・薄利商品を用いて評価をあげる
・仕入先のリストアップ
加えて、転売において一番大切なのは「情報」です。情報の質によってその後の方向性、行動の質も向上していきます。
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